2017年5月25日木曜日

起業する際にしてはいけない4つのこと(その3)

こんにちは! Bi@Sta窓口相談員の萩野です。
少し間が空いてしまいましたが、起業する際にしてはいけないことシリーズの第3弾、
『見込み客がいないうちに起業してはいけない
についてお話したいと思います。
やはり、自分の好きなこと得意なことで起業したい! しかも、ここ数年、国も東京都も起業支援にはずいぶん力を入れていて、特に女性創業セミナーでは、「好きを仕事に」とか「夢をかなえる」といったキャッチコピーを多く見かけます。しかし、趣味の延長線上でやっていたら、あるとき超ブレイクして売れっ子になった、などという人は本当に稀なものです。多くの商売は、やはりニーズに応えてこそ成り立つもの。超ブレイクできた人は、本当にラッキーなことに、ご自身の極めていた領域がユニークであり、かつ、それまでは顕在化していなかったニーズにうまく命中したのでしょうね。こうしたブレイクを意図的に引き当てることはまず無理です。現実は厳しいものです。
なので、起業に際して、少なくとも、店を構える等設備投資が掛かる事業を始めたい人は、オープン時に必ず来店してくれる見込み客を何人かは先に掴んでおいて下さい。つまり、あなたの最初のお客様の顔が具体的に見えてますか?ということです。
リアル店舗でなくても、脱サラして独立される人も、最初の仕事はサラリーマンを辞める前に受注できていると良いです。旧来の延長線上の仕事は独立開業して軌道に乗っている人は、大抵この滑り出しがうまいです。