2017年7月15日土曜日

起業する際にしてはいけない4つのことの締めくくり

少々間延びしてしまったのですが、完結はしておかないといけない…。

起業する際にしてはいけない4つのことをお話していました。
1.自己資金も無いのに起業してはいけない
2.実績もノウハウもない商売を始めてはいけない
3.見込み客がいないうちに起業してはいけない
4.自分のビジネスモデルが想像もできないうちに起業してはいけない
今回は、4つ目のテーマで締めくくりたいと思います。

最近のはやりの言葉「ビジネスモデル」を皆様はどう解釈していますか?
そもそも、自分のビジネスモデルって?
個人事業で起業するだけなので、そんなたいそうなことまで考える必要はない、と思われますか?
ビジネスモデル…うまく浸透出来る日本語に訳せないので、思わずカタカナ用語を使ってしまうのですが、
あなたの商売の概念(コンセプト)や構造や仕組みのことです。
有態に言うと、儲ける仕組み、つまり、モノとヒトとお金と情報の固定的な流れ方です。
固定的というと少し語弊があるかもしれません。偶発的な取引きは入れません。
日々のあなたの商売の日常業務そのもののことです。

商売は先行投資が必ずあるので、その投資分を必ず回収しなければなりません。
なので、このビジネスモデルで、日々業務を回せば、徐々にお金が増えていくのでなければ、ビジネスモデルは出来上がっていません。

頭を整理するためにポンチ絵でフロー図を描いてみるといいです。
ブロック図に人や組織や業務のプロセスを矢印にモノやお金の動きを描くと分かり易いですね。
例えば下図の様な感じです。こんなものでも十分想像が具体的になります。関係者に説明するのも楽になりますね。

ポンチ絵に登場してくる人や組織ががどこか不自然だったり、モノやお金の矢印がうまく描けなかったり、全体像に至っていなかったりしたら、あなたのビジネスモデルはまだまだ検討の余地があります。
ある程度うまくビジネスモデルが描けたら、最終的にはメモ書きで良いので、お金の出入りの算定をしてみましょう。自分に残るお金が分かり易くなります。